自律神経失調症は交感神経、副交感神経のバランスが崩れることによって起こってしまいます。

日常生活で起こる、仕事プレッシャーや人間関係、家族内での問題や隣人関係などの精神的ストレスや肉体的ストレス、さらには光や音、気温の変化や悪臭などの身体的ストレスが多くあります。

また寝不足などが続いたり、不規則な生活で食事がかたよったりなどで生体リズムが狂ってしまうことで、自律神経の乱れにつながります。

更年期障害では男性ホルモンや女性ホルモンの分泌バランスが崩れてしまうため、自律神経の乱れにつながり、頭痛やほてり、めまいなどの不調が現れてきます。

また多系統萎縮症（MSA）の一種であるパーキンソン病、シャイ・ドレ－ガ－症候群、レビー小体型認知症など身体疾患に伴う自律神経症状やうつ病や不安症などの症状の一部として発症する自律神経症状もあります。

当院での治療は、背骨骨盤矯正がメインとした施術になります。

背骨と腰骨を刺激することで、交感神経と副交感神経に良い影響を与えることができます。

背骨の両脇には交感神経が通っていて、内臓につながるツボもあったり、この神経ラインを刺激することで自律神経のバランスを取り戻す促しができます。

肩甲骨をはがす手技や内縁の緊張をとる手技刺激も重要なポイントになります。

また、背骨・骨盤矯正などの外的刺激は、混乱状態になってしまった自律神経の働きを和らげることが出来ます。

さらには、皮膚に刺激を入れることで脳内にある視床下部という所にも良い影響を与えてくれます、そしてホルモン分泌を整えることにもつながります。

 その他には、サプリメントを摂って体質改善のための栄養や食事改善を通じて、生活リズムを変えていくようにしていきます。