頭痛は３種類にあるといわれています。

・筋緊張型頭痛

・偏頭痛

・群発性頭痛

筋緊張型頭痛は男女問わず頭痛の中でも１番発生する頭痛といわれています。60〜70%の頭痛は筋緊張型頭痛だといわれています。

筋緊張型頭痛の原因は筋肉の硬さや悪い姿勢、ストレスなどが大きく関わってきます。

長時間デスクワークや前傾姿勢などを行うと、首周辺の筋肉は常に緊張し硬くなっていきます。硬くなると首から頭にかけて循環する血管を強く圧迫してしまい血行不良になります。血行不良となることで、頭が酸欠状態となり頭痛が出てきます。

また、頭皮が硬くなるため、頭皮の皮神経が圧迫されることで頭痛が出ることもあります。また、ストレスが強くかかると交感神経という神経が興奮状態になり、身体の血管は収縮し細くなって結果的に血圧が上昇します。血管が収縮することによって狭い血管を多くの血液が流れていくので「脈打つような痛さ」が出てきてしまいます。

代表的な症状は、「こめかみが痛む」「後頭部が痛む」「目の奥が痛む」「脈打つように痛い」などありますが、人によっては吐き気を伴う事もあります。

寝る前やリラックス時に症状が出る偏頭痛と筋肉が緊張して症状がでる筋緊張型頭痛では対処の仕方が異なる為、対応を間違えてしまうと頭痛を悪化させることになるので、原因を見極めて治療を行う必要があります。

【筋緊張性頭痛が治らない理由とは？】尼崎市出屋敷のおいかわ整骨院

筋緊張性頭痛は頭痛薬を飲むだけでは一時的な改善にしかなりません。不良姿勢に伴う筋肉の過緊張が原因だからです。根本的には姿勢改善と筋肉の柔軟性などを改善しないと再発してしまいます。そのため様々なアプローチで、姿勢と筋肉の改善を行うことが重要です。

当院では筋緊張性頭痛を筋肉、姿勢の面からアプローチして根本改善していきます。

【当院の治療に対する考え方】

症状の出にくい身体作りの根幹は筋肉にあります。

筋緊張型頭痛は、猫背や反り腰などの不良姿勢が要因となります。

なので、姿勢や歪みを矯正することで改善していきます。ただし、良い姿勢を維持できなければ、症状は再発します。

維持する為には、良い姿勢を意識することが基本ですが、そもそも姿勢を維持する筋力がなければ、歪みが出やすくなってしまいます。

ほとんどの症状は、過去にしてきた悪い姿勢習慣や、デスクワークのようなお仕事等で負担がかかるといった、変化をさせるのが難しいことで起きています。

歪みを矯正し、良い姿勢を維持できる筋肉を作っていく習慣を作ることで、根本治療を図ります。

【当院の治療法】

①患部へのアプローチ

早期の疼痛緩和を目的に行います。筋緊張型頭痛は、強く緊張している筋肉を緩めることで症状が緩和していきます。半棘筋や板状筋、胸鎖乳突筋など、頭痛の要因となる筋肉は複数ありますが、個人個人でどこが強く緊張しているかは異なるので、患者様にあった施術で集中的に特定の筋肉を緩めていきます。筋緊張型頭痛は、日常生活や仕事などに支障をきたすことが多い為、筋肉の調整やハイボルテージといった電療機器、時にはアイシングなども行って、疼痛の早期緩和を図ります。

②骨格へのアプローチ

姿勢改善を目的に行います。筋緊張型頭痛は、不良姿勢から起こるといっても良いくらい、姿勢の問題が切っても切り離せません。頭部前方突出姿勢やストレートネック、スマホ首など、不良姿勢にもいくつか種類はありますが、いずれの姿勢も首に大きな負担をかけ、筋肉の過度な緊張を生み、頭部への血行不良に繋がります。姿勢矯正や背骨矯正を中心に姿勢改善を図ります。また、姿勢指導も併せて行い、効果の維持も図ります。

③筋肉へのアプローチ

上記施術効果維持を目的に行います。関節への負担を減らすのも、姿勢を維持するのも、筋肉が正常に働くことが必須です。しかし、多くの場合症状を出す時点で、筋肉の量が減り、質が低下し、硬くなった状態からの治療スタートとなります。硬さが取れてくると、症状は緩和されることが多いですが、質を上げて量を増やす努力をしないと、関節への負担が減らず姿勢の維持も難しくなる為、再発しやすくなります。

施術による筋肉の調整はもちろんですが、トレーニング指導やEMSといったトレーニング機器も活用しながら、筋肉を正常な状態に近づけていきます。

筋緊張型頭痛は姿勢改善をしない限り症状が慢性化するので、早めに治療することをおすすめします。スタッフ一同お待ちしております。