側弯症
- 背中の片側だけ極端に盛り上がっている
- 身体が左右に傾いている
- 側弯症と診断された
- 腰痛、肩こりがある
側弯症とは?|尼崎市出屋敷 おいかわ整骨院
側弯症とは背骨が、左右にC字状またはS字状に曲がっている状態のことを指します。背骨は脊椎というブロック上の骨が積み重なって構成されております。側弯症は垂直線に対して最も傾いている脊椎同士の左右の弯曲の角度を測り診断されます、角度のことをコブ角といい、角度によって以下の通り分類されます。
未成年
10度〜→側弯症と診断
25度以上→体幹に着ける装具推奨
45度以上→手術が推奨される
成人以上
30度以下→経過観察
45度以上→手術が推奨される
側弯症は成長に伴って進行することが多く、思春期の女児に好発です。女性は、容姿問題にも繋がるため注意が必要です。
学校検診で、モアレテストなどの検査を行うことから、側弯症の認知度も高まってきました。
早期発見、早期治療が重要とされています。
側弯症の原因とは?|尼崎市出屋敷 おいかわ整骨院
①機能性側弯(一時的な側弯状態)
一時の側弯です。痛みをかばう姿勢など、代償動作で一時的に側弯している状態です。
②構築性側弯(側弯症)
いわゆる側弯症です。脊骨がねじれている状態で、すぐには戻らなくなったねじれのことです。
1,特発性側弯症
原因は不明とされるが、80〜85%が特発性といわれています。
子供の時期の側弯症と年齢
・乳幼児期側弯症
3歳以下の側弯症。女児より男児が多い。
・学童期側弯症
4~9歳の側弯症。側弯症が進行しやすい時期です。男女差はあまりありません。
・思春期側弯症
10歳の側弯症。男児より女児が多い。
2.原因の分かっている側弯症
遺伝子異常や基礎疾患から続発して側弯症になる。
・先天性側弯症
生まれつき背骨の形態異常やねじれのある側弯症。
・神経・筋原性側弯症
例)脳性麻痺、脊髄空洞症、筋ジストロフィーなど
神経や筋肉の病気によって発症する側弯症。
・神経線維腫症による側弯症
レックリングハウゼン病(神経線維腫症1型)による病変で起こった側弯症。
・間葉系疾患による側弯症
例)マルファン症候群、エーラス・ダンロス症候群など
生まれつき血管や結合組織による病変で起こった側弯症。
・その他の側弯症
上記以外の骨系統疾患、感染、代謝疾患、脊椎の腫瘍などによる側弯症。
側弯症の症状|尼崎市出屋敷 おいかわ整骨院
症状として、強い痛みが出ることは少ないです。しかし、側弯症の人は普通の人と比べて身体への負担が大きく、将来的に変形の進行、首肩の痛み、腰痛、臀部や足のしびれ、側弯がより大きくなれば胸郭の変形に伴う呼吸機能低下などに繋がることもあります。
また、美容的観点でも重要です。
特に側弯症は女性に多い症状であるため、外見の変形から本人、もしくは周りの家族等の精神的なストレス要因になることも少なくありません。
【側弯症の治らない理由とは?】尼崎市出屋敷のおいかわ整骨院
治らない理由としては、2つあります。
1つ目は、経過観察されることがほとんどな為です。
すぐに日常生活に支障をきたす症状が出るわけではない為、経過観察になることが大多数です。ですが、進行する可能性があり、その為、側弯状態を放置することが多いのも理由の一つです。
2つ目は、初期段階の治療法が確立されておらず、進行した場合に装具治療と手術療法が実施されるということです。これらの治療法は有効といわれておりますが、肉体的負担も大きくすぐに実施されることはありません。
当院の側弯症の施術方法|尼崎市出屋敷 おいかわ整骨院
【当院の治療に対する考え方】
症状の出にくい身体作りの根幹は筋肉にあります。
側弯症は、姿勢の維持がそもそも難しい為、いかに進行をしないようにするかが重要です。
良い姿勢を意識することが基本ですが、そもそも姿勢を維持する筋力がなければ、歪みが出やすくなってしまいます。
ほとんどの症状は、過去にしてきた悪い姿勢習慣や、デスクワークのようなお仕事等で負担がかかるといった、変化をさせるのが難しいことで起きています。
歪みを矯正し、良い姿勢を維持できる筋肉を作っていく習慣を作ることで、根本治療を図ります。
【当院の治療法】
①姿勢へのアプローチ
良い姿勢を覚えてもらうことを目的に行います。側弯症は、左右に大きく歪んでしまっている状態ですが、猫背や反り腰などの前後の歪みが大きいと、機能的にみて左右のゆがみは助長されます。腹圧を高めてインナーマッスルを効かせた姿勢を取れるよう、姿勢指導を行います。また、良い姿勢がしやすくなるよう施術にてアプローチします。
②骨格へのアプローチ
姿勢改善を目的に行います。側弯症は、左右の歪みが出ているコブ角に対して、直接的にアプローチすることも大事ですが、骨盤が過度に回旋していたり、首が過度に側屈していたりと、側弯症から派生した歪みは、姿勢を大きく崩す要因となります。姿勢矯正や背骨矯正を中心に姿勢改善を図ります。また、姿勢指導も併せて行い、効果の維持も図ります。
③筋肉へのアプローチ
上記施術効果維持を目的に行います。関節への負担を減らすのも、姿勢を維持するのも、筋肉が正常に働くことが必須です。しかし、多くの場合症状を出す時点で、筋肉の量が減り、質が低下し、硬くなった状態からの治療スタートとなります。硬さが取れてくると、症状は緩和されることが多いですが、質を上げて量を増やす努力をしないと、関節への負担が減らず姿勢の維持も難しくなる為、再発しやすくなります。
施術による筋肉の調整はもちろんですが、トレーニング指導やEMSといったトレーニング機器も活用しながら、筋肉を正常な状態に近づけていきます。
側弯症は放置しておくと症状が進行することがあるので、早めに治療することをおすすめします。スタッフ一同お待ちしております。
HOME
アクセス・料金
初めての方へ
推薦のお声
外傷性疾患
自律神経系メニュー
交通事故メニュー
患者様の声
スタッフ紹介
よくある質問
最新ブログ記事
- 2022年8月31日 【9月の診療時間についてのお知らせ】
- 2022年5月27日 腰痛とデスクワークの関係性
- 2022年5月19日 猫背の方集合!!