背骨には中枢神経である脊髄が通っており、脊髄には運動神経、感覚神経また内臓の機能を司っている自律神経も通っております。姿勢が悪くなり、背骨が曲がる事でこれら働きが落ちてしまいます。また、胸（胸郭）が狭くなり、呼吸がしづらくなることで、酸素を取り込めなくなります。その結果、様々な不調、問題を引き起こすといわれています。

• お腹ぽっこり

• くびれがない

• 下半身が痩せない

• 昔よりお尻が垂れている

• しっかり眠れない

• 呼吸が浅い

• 各種内臓の不調

この中に当てはまるものはありますでしょうか？

一つでもあてはまるならば是非、改善するべきです。

猫背が身体に良くないことは理解できても、そもそも自分の姿勢がどれだけ悪いのかというのはあいまいだと思います。当院の患者様に姿勢に対しての考えをうかがうと、「なんとなく背中が丸く見える」とか「胸張っていればOKなのかな」とか、意外と正しい姿勢は知られていないようです。

細かい点を挙げるとキリがないのですが、まずは押さえてほしいポイント３つ。

• ・耳の穴

• ・肩

• ・坐骨

この3点が椅子に座ったときに、一直線上に揃っているかを確認しましょう。ただし、このやり方は1人では確認が難しいので、誰かにみてもらう必要があります。

もし、1人で確認したい場合は下記の方法でチェックしてみましょう(1人でするため、検査の精度は落ちます。参考程度にお考え下さい)

１まず肘をまっすぐ伸ばして、バンザイします

２耳の横まであげて、そこから更に腕を耳の後ろにもっていくように動かします

猫背の方は、腕を耳の後ろに持っていくことが難しいか、またはそもそも耳の横までバンザイできないことが多いです。

まずは、耳の穴、肩、坐骨が一直線に揃うように座ってみてください。

しんどいですか？練習してぜひ良い姿勢を身に着けていきましょう。

猫背を改善するのに必要なのは、「猫背を治したい」という意志です。

どんなに良い矯正法、トレーニング、装具・器具などを用いれば瞬間的には変化が出ますが、そもそも治す意志がなければ良い姿勢は維持できません。

そのため、当院では猫背矯正術で、良い姿勢がどういったものか体験していただきながら、適切なトレーニングや必要な知識を覚えていただき、最終的に自力で良い姿勢を維持できるようにしていきます。

姿勢の改善は、勉強やスポーツと似ています。一定期間、ある程度の頻度で集中的に姿勢について学習していくことで、効率よく良い姿勢になっていきます。ただ、勉強やスポーツと違うところは、多くの場合悪い姿勢を覚えてしまっているので、これを上書きするように良い姿勢を身に着けていく必要があります。

これは、大変な労力を要します。正直なところ自分1人で姿勢をよくするというのは、ほぼ不可能です。

専門的な知識が足りないのと、モチベーション維持ができないためです。

当院は、ただ施術を受けるところではなく、健康的に姿勢を改善する場所とお考えください。

何となくの身体の不調は、姿勢の改善で変わるところが非常に大きいです。

是非とも、私たちと一緒に姿勢を良くしていきましょう！